2015年12月6日日曜日

Ride!YOKOHAMA 2015/10/25 報告

遅くなりましたが報告します!

■当日の写真をGooglemap上に置きました。ぜひ見て下さい★
https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zutfi8gwEEhU.kMxKeuAqsud8&usp=sharing


■簡単なレポートです。とてもすべては書けないので、ぜひまた横浜に来て下さい♪
当日の流れはこちらから 

①みなとみらい農家朝市

横浜の地産地消を多くの人に知ってもらうためにフラッグシップ直売として、みなとみらいの高島中央公園で毎月第4日曜日に行っている。
当初は出展農家さんもお客が来ないのではと不安だったが、担当職員が周囲のタワーマンションなどにチラシを直にポスティングするなどした結果、大成功。多くの学生や飲食店のシェフも来るようになった。周囲の商業施設でもマルシェをやるようになり、波及効果はとてもあった。
課題は、自立が難しいこと。運営は農家さん主体に任せたが、本来は営業などできない公園で開催しているため、役所が完全に手を引くことができない。

→詳しくは みなとみらい農家朝市


②ベイバイク

横浜市都市整備局と、NTTdocomoの連携事業。
コミュニティサイクル。
 →詳しくはベイバイク

30分150円で借りれる。ポートも順次増えており、27年から電動チャリになったため非常に楽。自転車先進国のオランダやドイツの都市のように自転車専用道路がないこと、市の補助がなくなってからdocomo単独で採算がとれるのかが課題。


③横浜のアーバンデザイン ★

話すことが多すぎて書ききれない。。

景観調整と歴史的建造物の保存の調整が都市デザイン室のメイン業務

景観
みなとみらい地区は、ランドマークタワーからインターコンチネンタルホテルは高さが海に向かって下がっていく高さ規制。また、先進的なイメージの灰色が建物の基調色になっている。
一方、赤レンガ倉庫やワールドポーターズは、高さが低い建築物で、色も暖色が基調になっている。
これらは、地区計画で定めており、また、横浜市市長の諮問機関「都市美対策審議会」で設計や景観ついて法的拘束力のない事前協議が行われる。(アニュベルセル問題→Wikipediaで検索)

日本大通は、防火帯として日本初の西洋式道路として整備されたことからこの名前があり、合計36メートルの幅員をもつ。最近までは1車線の道路だったため路上駐車のメッカだった。2002年の再整備で歩道を大幅に拡張。銀杏並木を活かし、シャンゼリゼ通りのようにオープンカフェやベンチ※がある歩道空間を整備した。(※正確にはベンチでなく”座れる柵”である。警察の規制で当時は歩道にベンチは置けないため、植栽防護柵がなぜか座れるようになっている)また、フットライトのガラス面が銀杏のマークだったり、歴史ある空間なのだから厚みが必要と歩道の敷石の厚さを通常の3.5倍の7センチになっていたり、横浜三塔が一度に見れる場所にサインを置くためマンホールの蓋を用いたりと、当時の都市デザイン室の担当者の強烈な想いが込められた空間でもある。

歴史的建造物の保存

UR都市機構の本部ビルに併設する横浜創造都市推進センター(YCC)は古い銀行の建物の一部を曳家で移築、中身は再現している。
他にも東京芸大が入っている建物は馬車道の角にあり、市が取得して保存している。特に日本大通りには、歴史的建造物の外観を保存したり、道路面の高さ規制などがある。一方、保存活動もむなしく取り壊されてしまう建物もあり。
※3ヶ所ある「横浜三塔物語」のビューポイントを全部回ると幸せになるという都市伝説がある

歴史的建造物の保存の問題
それまでその建物をずっと守ってきた所有者の立場が大事。
いくら貴重だといっても、重要文化財になって釘一本も打てない建物では使っている人は大変。また、所有者の経済的な事情でどうしても手放さないといけないこともある。新しい所有者が理解してくれるとは限らない。市が買うほど予算もない。歴史的建造物に価値があるとほめていくことが大事か。


以上です。








0 件のコメント:

コメントを投稿